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　1.5.アイコン用画像の作成

 　記事作成：2013/8/14

　　アイコン用の画像を作成してみたいと思います。

　基本的にアイコンは72×72ピクセル、48×48ピクセル、36×36ピクセルの３種類が必要となり、さらに最新のものになると92×92ピクセルが必要となるようです。

　今回は72×72（以下ピクセル略）、48×48、36×36の３種類を作成して実際にHelloWorld2のアイコンにしてみたいと思います！

　今回はWindowsのパソコンに最初からインストールされている「 ペイントソフト 」を使用します。

　　スタートメニュー　→　すべてのプログラム　→　アクセサリ　→　ペイント　でいけます。

　　ペイントソフトを開いたら、左の画像赤線部分「　サイズ変更　」を選択します。　ポップアップ画面が開いたら単位を「　ピクセル　」に変更して、水平方向、垂直方向を「　72　」に指定してみましょう。

　この時、どちらか片方を変更するともう片方が違う数値に勝手に変更されてしまう方はその下にある「　縦横比を維持する　」のチェックを外してみましょう。

　設定を終えたらOKボタンを選択します。

　　表示できました。　これが72×72のサイズとなります。　が、このサイズの画面に書き込むのは難しく、ズームして大きくしても書き込むペンの太さまで大きくなるのでうまく書けません。

　なので、まずはサイズ自体を大きくしてそれに描き、その後にサイズを小さくする方法で行います。

　　さきほどの容量で今度は720×720に変更してみましょう。　サイズ変更　→　単位：ピクセル　水平、垂直720　縦横比を維持しない

　72×72の10倍のサイズに書き入れて、1/10に落とします。　あまり根を詰めて細かく書き入れてもドットの泡と消えるのでさくっと書いていきましょう。

　ほかにもっと良いやり方はないもんですかねぇ。

　　まずはあたりを付けて下書き〜。　画像の選択はブラシになっていますが、鉛筆の一番細いのでやると後が楽かもしれません。

　このあたりの細かい解説は省きますね。　絵は人に教えられるほど上手ではないので・・・。

　　下書きにペン入れ〜なんちって、どの線を使うか決めてます。　無駄な線が多いですね〜・・・。　うまくなりたいです、絵も。

　　余分な線を消しました。　本当はあれぐらいの線があっても問題なく圧縮されて見えなくなるのでこの作業はほとんど意味ありませんでした・・・。

　ちなみにズームして１ピクセルずつ丁寧に消していきました。　途中であきらめたのでラインがいびつですけど許してください・・・。　あと蝶も少し書き入れ。

　　塗りつぶしにて色塗り〜。　余分な線を消しておかないと、この色塗りの時にめんどうです。　ちゃんと線同士が繋がっていないと背景まで色がついてしまったりして大変ですから。

　　陰影を付けて蝶に模様を書き入れ〜。　あとで完成図をお見せしますが、この蝶なんてなにがなんだかわからないくらい小さくなります。泣笑

　　背景を塗って完成です。　この時点で3、4時間はかかってます。笑　ある意味この大きさでアップするために凝ったので、本来はここまでやりません。

　というか、そもそも少し趣旨が違いますがそれは後述にて。

　　完成したらいったんその画像で保存をしてみましょう！

　保存方法について先に注意しておかなければならないのは、上書き保存と名前を付けて保存の違いです。

　上書き保存はいったん保存した画像に手を加えたあと上書きするというもので、今回のように同じ画像をサイズだけ変更して保存したい場合は名前を付けて保存を使用します。

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　上書き保存の例

　画像を72×72にサイズを変更して作成

　↓

　保存

　↓　

　画像.png　という名前で保存しておく

　↓

　その画像を今度は48×48に変更して上書き保存

　↓

　72×72のサイズの画像は48×48の画像に上書きして保存される　名前は前と同じ画像.png

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　名前を付けて保存の例

　画像を72×72にサイズを変更して作成

　↓

　名前を付けて保存

　↓　

　画像A.png　という名前で保存しておく

　↓

　その画像を今度は48×48に変更して名前を付けて保存

　↓

　72×72のサイズの画像A.pngはそのままに、48×48の画像に名前を付けて保存する　名前は前とは違う 画像B.png

　ペイントソフトは様々な拡張子で保存することができる優れもので以下のように選択できます。　説明文は原文ﾏﾏ

• PNG画像　・・・　写真や図を高画質で保存し、コンピューターやWebで使用します。
• JPEG画像　・・・　写真を高画質で保存し、コンピューター、電子メール、またはWebで使用します。
• BMP画像　・・・　あらゆる種類の画像を高画質で保存しコンピューターで使用します。
• GIF画像　・・・　単純な図を低画質で保存し電子メールやWebで使用します。
• その他の形状　・・・　[名前を付けて保存]ダイヤログボックスを開き、指定可能なすべてのファイルの種類から選択します。

　今回はPNG画像で保存しましょう。

　　先ほどの容量で画像のサイズを小さくしてみます。　見事にドットの泡となって消えつぶれました。

　とりあえずこの状態で「　名前を付けて保存　」を行います。

　画像の名前は「　icon.png　」でなければいけないのですが、同じフォルダー内に同じ名前のファイルは存在できないので、

　「　icon72　」というフォルダを新規で作成して、その中に「　icon.png　」という名前で保存します。

　　同じ要領で48×48の画像を作り保存します。　フォルダー名は「　icon48　」でファイル名は「　icon.png　」にします。

　　同じく36×36の画像を作成します。　ここまで来るとなんの画像だかほとんどわかりません・・・泣

　　以上、とりあえず今回は画像を作るところまでです。

　　ちなみに途中で趣旨が違う等の話をしましたが、そもそもアイコンはこういった絵を載せるものではないとのこと。

　アイコンは直観的でわかりやすく、見やすいうえに時代に乗ったものというのが最低条件である、と。

　確かにそうですよね。

　ラジオのアプリでも、ボリュームのつまみとアンテナが書いてあるアイコンと、ごちゃごちゃしてよくわからずよく見てみるとデッキやらコンポやら配線やらが敷き詰めてあるアイコンでは

　ぱっと見たときの反応は違うと思います。　名前を見て「　ああ、このアプリか」と思ってくれればまだしも「なんのアプリだっけ？」なんて思われてはかないません。

　それこそ、テキストで「　ラジオ　」と大きく書いてあれば直観的ではありますが、先進的でユーモラスなラジオが書かれたアイコンと並べば、テキストのほうは「　古い　」と思われるかもしれません。

　もちろん、人それぞれ感受性の相違がありますので人によっては「　ラジオ　」と書かれたほうを取る人がいるかもしれませんし、

　その人の需要によっても、「　さっと聞いてさっと閉じたい人　」は簡潔そうなアプリを落とすでしょうし、「　様々な機能を堪能したい人　」は様々な機能がありそうなアプリを落とすでしょう。

　アプリを落とす人の感受性を操作できるほどのイラストを72×72の空間に描ける人は素晴らしい感性と素晴らしい機器をお持ちのことでしょう。

　機器や感性が乏しい私は、せめてアイコンや説明文と内容が違わないように創意工夫を重ねていくということです。

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