画像の背景を透明にしよう　＜AzPainter２＞

　更新日：2013/9/14

　使いやすさで選んだ＜AzPainter2>

　　画像を使うときに背景を透明にしたいときってありますよね。

　そんなときはこの　「　AzPainter2　」　を使いましょう！　フリーソフトなのでお金もかからず、なにより（慣れれば）使いやすいと思います。

　私がこのAzPainter2を使用するきっかけになったのは　「画像の背景を透明にしたい」　という願いからでした。

　アプリ作成も少しずつ歩み始め画像データを扱い始めたのですが、そこでいろいろなことに躓いたのです。

　それを救ってくれたものの一つがこの＜AzPainter2＞でした。

　背景を透明にできるのは　”.gif”　と　”.png”

　　まずはじめに大前提として覚えるのは、そもそも背景を透過できる画像形式は　”.gif”　と　”.png”　の二つということです。

　結果と経過から言いますと、元の画像は”.gif”　と　”.png”じゃなくても大丈夫なようですが、背景を透明にすると”.gif”　と　”.png”の画像形式に変わります。

　どういう支障が出るかといいますと、”.gif”　形式はかなり幅広く対応されていますが画質が荒いです。　”.png”　形式は対応していない機種やソフトがあるようです。

　機能はたくさん！ペイントソフトにも引けを取らず

　　機能はたくさんありますがそれを説明できるほど熟練していないので、私の目的である背景の「透明化」＝「透過」の手順だけ説明させていただきます。

　このAzpainter２はたくさんの人に使われており有能なペイントソフトとしていたるところで紹介されていたりします。　なので詳しい機能の説明は検索してみてください。

　れっつ透過！

　　百聞は一見にしかず、と言いますが見るよりも実際に自分でやってみたほうがもっと早いですよね。

　まずは必要なものをそろえて実際にやってみましょう！　背景を透明にしたくてやってきた人たちはご自分の画像を使用してやってみてください！

　　　用意するもの

　　　・AzPainter2 無料

　　　・フラワ子ちゃん　画像

　　　以上！　あとはやってみるだけ！

　　ちょっと端折っててごめんなさい。　このAzPainter2を開いたら、ドラック&ドロップで画像を設置できます。

　それか　ファイル→開く　で先ほどの画像（フラワ子ちゃんか自分でやる方はその画像）を開きます。　この枠内にポイでOKです。

　背景の透明化は最終的にひとつの色を指定してその色を透明にすることになります。　何もしない状態で背景の白を透明化すると、同じ色である花びらや目の白い部分まで透明化されます。

　ひとつの色を指定して全て透明にするので残したい画像には無い色で塗りつぶします。なのでフラワ子ちゃんの背景はピンク色に塗りました。

　背景を一発で塗るにはおなじみのあのツールを使用します。AzPainter2にもついてます。

　　オレンジ色の枠が”ツールウィンドウ”です。　赤色の枠が”パレットウィンドウ”です。　ツールウィンドウでバケツのマークの”塗りつぶし”を選択し、パレットウィンドウで”色を選択”しましょう。

　ちなみに、画像の色がついている部分で右クリックをすればスポイト効果がでます。　その色を使これから使用する色にできます。楽ちん。

　塗りつぶす色は残したい画像に無い色ですよ、お間違いなく！

　背景を塗り終えたら背景の透過を行います。

　それは「画像を保存する」だけです。　なんと。

　ファイル　→　別名で保存　を選択。

　　画像は保存してあった場所に再保存したほうが場所がわからなくならないので良いかと思います。　が、ご自由な場所にどうぞ。

　このときファイル形式を”.gif”　か　”.png”にしなければ透過はできません。　基本的には”.png”形式で問題ないかと思います。

　　保存を選択した後にこんなダイアログが出現します。

　上の”8BIT/24BITｶﾗｰ”にチェックを入れ、透過色指定にもチェックを入れましょう。

　二つにチェックを入れたら右側の白い四角をクリックしてみましょう！

　　色の選択画面が出現します。　この時に背景をクリックします。　いうなれば、透明にしたい色をクリックします！

　このときにアンチエイリアスの悪夢が潜んでいますが、それはまたあとで説明いたします。

 　　先ほどの白い四角が選択したピンク色の四角になりました。

　これでこの色を透明化して保存することになります。　間違いがないようでしたらOKボタンを選択してください。

　　完成です！　背景が透過されました！

　気を付けなければいけないこと

　　最後に気を付けなければいけないことが二つあります。

　　透過

　一つは透過について。　透過とは指定した色を透明にしたのではなく、「この色は透明ですよ」という指令を画像に付けたようなものと思ってください。

　したがって、「透明ですよ」という指令を読めないソフトには効果がなく透明にする前の色がそのまま表示されてしまうという弊害がでます。

　このサイトの流れ上で言うとゲームアプリ作成の際に画像を載せていくのですが、統合開発環境(IDE)であるeclipseはこの情報を読み取ってくれるので

　ちゃんとエミュレーターにも背景が透過された状態で表示されます。

　しかし、Windowsに初めから付属しているペイントソフトで透過した画像を開くと透過したはずの色が表示されてしまいます。

　こういった弊害も出ますので一概には「　このソフトで十分である　」とは言えないようです。

　それでもこのサイトでの運営上の用途において使用して問題なかったのでその工程と画像を掲載させていただきました。

　　アンチエイリアス

　　二つ目はアンチエイリアスです。聞いたことがない方も居られると思います。

　詳しく説明すると長くなりますがものすごく簡単に説明すると、画像における”線の補正”のことです。

　色と色の境界をぼやかすようにグラデーションをつけて「　滑らかに見せる　」補正のことです。

　このアンチエイリアスに対するAzPainter2の取り扱いはまた別のコラムにて説明したいと思います。

　以上、お粗末な説明で申し訳ありませんでした。

　質問や指摘等あればあなぐらまで。

　検索ワード：AzPainter2　背景　透明化　透過　アンチエイリアス

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