ドット画像を作成しよう２　＜edge＞

　更新日：2013/9/26

　どんどんいきます！　百聞は一見に！　百見は一行にしかず！

　　前回の続きになります。　レイヤ管理パレットにて、頭、体、腕、、足のレイヤを作成しました。

　このそれぞれのレイヤにそれぞれのパーツを書いていくことで、間違いを減らし編集を簡単にします。

　が、深く考えなくても良いです。　めんどうでしたらレイヤ分けしなくてももちろんできますのでそのままどうぞ。

　レイヤ管理ウィンドウのレイヤ名の場所をクリックしてホールドするとレイヤを持てますので好きなところ置いて順番を変えられます。

　今回はゲームアプリ用のちびキャラになりますので左右対称に書いていきます。

　　体レイヤに体のあたりを付けます。　ここから先はすでに出来上がったものから順序立てて解説していきます。

　あたりの大きさなどは私もよくわかってはいません(ﾟAﾟ;)　やりながら、バランスを整えながら書いていきます。

　そのときに重要なのがポジションパレット。真ん中下の小さく映っている全体図です。

　編集中はズームして書いていくのでどうしても全体のバランスがとりにくいです。腕が異様に長かったり細部がわかりにくかったり。

　　さくさくいきます。　次に腕のあたりと足のあたりをそれぞれのレイヤに描いていきます。

　あくまで初めの目安です。ここから形を整えて、色を入れて、それから服を着せます。あくまで雛形づくりです。

　　次に”頭実線”、”体実線”、”腕実線”、”足実線”の四つのレイヤを新規作成します。

　この時注意したいのはレイヤの特性です。　下にあるレイヤは上にあるレイヤの下に隠れます。

　透明なシートに絵をかいて重ねてるわけです。なんとなくこの感覚がつかめればこの先ずっと活きていきます。

　頭実線のレイヤには頭の実際の形となる線を書き入れていきます。　あたりが黒い色の線なので実線は赤い色で書いてみました。

　自分にわかりやすくしているだけなので何色でも構いません。　黒色にしても大丈夫です。

　ちなみに・・・どうやって線を入れるか、という機能的な質問には答えられますが、

　どういう線を入れるか、という絵画の技術についてはちょっと答えかねます(ﾟAﾟ)　私も絵は下手くそなのでバランスとかわかりません。手探りです。

　私は基本的に直線ツールで書いてます。　１ドットを打つときは１回だけポチッと。　直線引きたいときは長押しして任意の場所で離す。　四角にしたいときは直線をつなげて。

　いちいち描画ツールを変えるのが面倒なので(ﾟAﾟ;)

　色を塗るときはバケツマークの塗りつぶしです。　ちゃんと線で囲まれていないと全部ぬられちゃいます(ﾟAﾟ)

　左手は常にキーボードのctrlキーとZキーに置いてます。　間違ったら即！戻る！　背景色で塗りなおすより断然早いです。

　マウスを右クリックするとそこにある色を拾えます。・・・使えるようになります。スポイトですね、ようは。

　慣れてくると拾うって語感に違和感はなくなりますよ。

　あとはカラーパレットで色を変えながらポチポチ・・・。　レイヤ管理ウィンドウでレイヤを切り替えながら、ポジションウィンドウで等倍状態の確認。

　描画する時は部位ごとに拡大してます。

　状況によってはもちろん四角ツールや丸ツールも使っています。

　逆にこれ以外は使っていません。　というか使えていません(ﾟAﾟ*)ﾃﾍ

　　”顔輪郭”というレイヤを新規作成し顔の輪郭となり肌の色に塗られる部分を書きます。

　”目”というレイヤも作成して眉と目を書き入れましょう。

　目は難しいです。　より目になったり離れたり、小さくても大きくてもバランスが崩れます。　ポジションウィンドウをよく確認しながら最適な目を書きましょう。

　ここで気を付けてほしいのは”白目”です。　カラーパレットの一番左上のボックスは「背景色」となりますのでそのボックスにある白色を使って白目を塗ると

　白目も背景とみなされてしまいます。　左上とは違うボックスに新たに白色を作りそれを使います。

　※ただし、ソフトによってはedgeで指定した背景を背景として認識していなく、単純に色の値（RGB）で判断しているものもあるので

　全く同じ白（RGB：000）を使用すると白目まで背景として認識されてしまう可能性があります。おそらくAzPainter2はRGBを１でも変えていないとダメですね(ﾟAﾟ;)

　ちなみにレイヤ管理ウィンドウのレイヤ名の隣に○印があると思います。　その○印をクリックすると×印に変わります。

　○印のレイヤを”可視レイヤ”（見えて編集できるレイヤ）、×印のレイヤを”不可視レイヤ”（見えなくなり編集できないレイヤ）と称します。

　可視レイヤと不可視レイヤはいつでも切り替えられるので便利です。今回も実線が完成したのであたりは不可視レイヤに変えておきます。

　レイヤ自体も消してしまっても良いのですが、消さなければいけない理由も特にないので私は残しておきました。

　上でも言いましたがレイヤ管理ウィンドウで移動したいレイヤのレイヤ名をホールドしてドラッグすると持って移動できるので好きなところに並べ替えてください(ﾟAﾟ+)

　　続いて色を塗っていきます。　塗っていきますがこの色塗りもレイヤ分けします。

　頭、顔、目、体、腕、足の６レイヤです。この時点で少しずつ修正しながら書いていきます。

　枠は黒色で書き入れます。　赤色の線が見えるので修正しやすいのです(ﾟAﾟ)

　こんな感じになりました。　頭が青いのは男用の雛形だからです。

　実際はこの後おおきく修正入れてます。　８０ドットの大きさでこれだと頭の装飾が書けません。キャラ自体を少し小さくしてますがとりあえず今はこのまま。

　　染色したレイヤ以外を不可視レイヤにしておきます。　各レイヤ名の横にある○印を×に変えればOK。

　赤色の実線も消えて雛形が完成しました。

　　保存方法について、少し説明します。

　名前を付けて保存を選ぶtpこのような画面になります。　「雛形（女）」とかがあるのはすでに保存しているやつなので皆さんがはじめて保存するなら無いものです。

　ファイル名を自分でわかるように設定してファイルの種類を変えます。このファイルの種類を変えるとき、

　PNG形式だと、ほかのツールでも使えます。　が、PNGで保存する場合は別の方法で保存します。詳しくは下。

　EDG形式はこのedge特有のファイル形式で、edgeでしか読み込めません。　この作業状態を保存しておくための形式です。

　とりあえず雛形なのでEDG形式で保存しておきましょう。

　PNG形式で保存する場合はコチラを使用します。

　ファイル　→　エクスポート　→　PNG形式で保存

　　このようなポップアップウィンドウが表示されるので設定を自分の好みに変えましょう。

　基本的には”全可視レイヤを重ねた画像を保存”にしておくと良いと思います。　全レイヤを重ねた〜にすると不可視レイヤまで表示されてしまいます。

　透過色設定ができますので、必要に応じて選択します。

　透過情報を保存しない：透過させません

　レイヤの透過色を透過させる：レイヤの設定で透過を選択した部分をそのまま透過させます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 今回のこのコラムでその操作は行っていません。したがって透過されません。

　背景色を透過させる：背景色とは”カラーパレットの一番左上の色”のことです。

　編集レイヤの（０，０）の色を透過させる：現在書き入れているレイヤの一番左上の１ドットにある色を全て透過させます。

　背景色〜と編集レイヤ〜は違いがあるので注意してください。

　背景色〜を指定した場合、背景色と同じ色の部分があってもカラーパレットのボックスが分けられていれば背景色として透過されません。

　編集レイヤ〜で透過させると、編集レイヤの一番左上の色と同じ色はすべて透過されます。カラーパレットうんぬんは効果ありません。ご注意を(ﾟAﾟ)

　　同じ要領で女性用の雛形も作ります。　先ほど保存した男性用の雛形をコピーして使いまわしましょう。

　男性用と女性用で同じファイルでレイヤ分けしてもあまり効果が得られないので。

　・・・なんだか強そうな女の子になってしまいました・・・。　一応、体つきと目を少し変えました。　あとハイライトも追加しました。

　なんかすごい猫背??(ﾟAﾟ;)

　　このように保存しておくと便利です。　使うときはPNG形式、編集したいときはEDG形式を選択します。

　新しいキャラを作るときは雛形をコピーして中身を変えていきます。

　以上、寄り道の多い駆け足でしたがなんとか伝わったでしょうか・・・(ﾟAﾟ)

　前述のとおり、ツールについてなら（ある程度なら）答えられますが、絵の描き方についてはド素人なので答えられません。

　むしろ教えてほしいくらい(ﾟAﾟ+) 

　以上、お粗末ながら。

　質問や指摘等あればあなぐらまで。

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